データマーケター

酒井 智史

データマーケティング&プランニング
2005年新卒採用
部長

データマーケティングを起点に
伴走型ビジネスで
クライアントの未来をつくる。

これまでの経歴

2005年に電通テック(現・電通プロモーションプラス)に入社し、イベントプロデュースを担当。その後、電通営業局への出向経験、電通プロモーション事業局へのプランナーとしての駐在経験を経て、現職に至る。
デジタルマーケティング施策のPDCA運用や、生活者データの収集・解析などをもとにプロモーション施策の戦略立案に従事。クライアント視点とデータから見える生活者視点の両軸を掛け合わせながら、真のマーケティング課題を洗い出し、その課題解決をサポートしている。

現在の仕事内容は?

データ分析をもとに課題抽出、戦略立案、効果検証を実施。

私の所属している事業部では、データを起点にしたPDCAの運用と、ビジネス創出を行っています。PDCAの運用では、あらゆるデータをもとに分析を行い、クライアントのマーケティング課題を抽出。そこから、戦略・戦術の立案をサポートし、施策実施後の効果検証までを行います。また、社内の各部署と連携しながらマーケティングデータを起点に、ビジネスの創出に取り組むことも珍しくはありません。
その中で私自身の役割は、データ分析をもとに企画立案に向けた仮説や方向性を示すことです。具体的には、オリエン内容やヒアリング情報などからマーケティング課題を抽出するため、生活者データや独自調査もかけながら0次分析を実施。場合によってはその分析をもとにクライアントにKPIを提案する場合もあります。そして、各種プロモーション施策がどれだけの効果があったのかを検証。課題点が見つかれば、課題解決に向けた示唆をもとに社内チームで新たな企画を準備し、クライアントに提案することもあります。
また、私の場合いろいろな部署をまわってきたので、多様な職種経験を活かし、データマーケティングの力を広めるハブになるためにも、他部署にも積極的に提案し、社内連携にも取り組んでいるところです。

具体的な仕事内容は?

クライアントに伴走し、データ分析でブランディングを継続的にサポート。

私の場合、クライアントの指示を受けて都度納品する単発の案件だけではなく、継続的にデータ分析を行い伴走しながら、課題解決を行うケースもあります。例えば、現在の案件では、ブランディング強化という長期課題に取り組み中です。
仕事の流れとしては、まず企画提案の前に簡易調査を行い、ポテンシャルターゲットの洗い出しやターゲットボリューム推計などを分析します。そのデータをもとにクライアントと議論を重ね、戦略方針を固めた上で実施すべきプロモーション施策を検討。その後、行った施策効果を可視化するため、複数回にわたりアスキング調査*を実施します。
ブランド認知度の把握や、ターゲット層の興味関心をより詳細に把握することで、今後はそれらの結果を、次段階の施策ブラッシュアップにつなげていく予定です。
*アスキング調査:アンケートやインタビューなどで生活者に質問を行う調査。

当社の魅力は?

データを用いて、実際に人を動かすところまでを追求できる。

電通グループ全社は、世の中を驚かせるようなものを創造・発信する力をもっています。プロモーション領域を担う当社グループは、それに加えてアイデアをカタチに実現・実施する力ももっています。電通グループのなかで一番、ユーザーが実際に行動を起こしたかどうかにこだわる会社ではないでしょうか。どうやったら人が動くか?クライアントの商品やサービスを利用してみたくなるのか?裏付けとなるデータを用いて仮説を立て、実現へ向けて追求していく能力に長けていることが強みであり、独自性ともいえます。

仕事のやりがいは?

データからの「発見」を軸に、世の中を動かすことができた時。

データからどんなことがわかるのか、調査設計や分析は大変ですが、ワクワクします。想定どおりなのか?想定外なのか?いずれにしても「発見」があるので、その「発見」を起点にプロモーションとして世に出た時は素直に嬉しいですし、効果がともなえばさらに嬉しいですね。案件によってはクライアントの経営層と直接やりとりできるのも醍醐味です。数か月にわたって伴走することも多く、ビジネスパートナーとして認められていくことを嬉しく思います。

職場の環境は?

“楽しく明るく”をモットーに、話しやすい環境。

“楽しく明るく”をモットーに、活気を作るようにしています。毎週行っている部会でも「会議室から明るい笑い声が聞こえてくる」と、いい意味で指摘されているほどです。おかげで上司と部下間の相談も、部下同士の相談も、ライトに行われているようで、とても良い雰囲気だと思っています。

仕事と育児、両立のコツは?

在宅勤務や産休・育休を上手に活用し、子育ての時間をしっかり確保。

私自身、5歳の子どもがいて、朝一緒に勉強したり、幼稚園まで送り届けたりしています。
在宅勤務の時は、平日の夜ご飯を一緒に食べたりする機会も増え、子どもと過ごせる時間が良い息抜きになっていますね。また、子どものタイムスケジュールを考えながら仕事をするので、以前よりも効率が上がりました。
部下が産休・育休に入るときはその人が変に気を遣わなくて済むようサポート体制をしっかりと作りたいと思います。実際に、進んで手を挙げて引き継ぎを受け入れてくれる文化がこの会社にはあるので、どんどん活用してほしいです。

向いているのはどんな人?

クライアントと信頼関係を築き、長期的な事業支援に取り組んでみたい方。

クライアントのもつビジョンや事業方針と、生活者のニーズをどうマッチさせるのか?クライアントとどのように信頼関係を築き、成長や新たな価値創造に寄与できるのか?そういったことを共に考えられる方と、一緒に働けたら嬉しいですね。
また、当社には、いつどんなタイミングでどの部署に配属されようとも、しっかりサポートできる体制があると思います。過去の研修資料と動画が豊富にアーカイブされているので、意欲があればいつでも学べる環境です。その上、面倒見の良い人が多くいるので、実践も含めながらのOJTは当社らしい魅力のひとつだと思いますので安心して入社してほしいですね。

  • ※掲載内容は2024年6月時点のものです。

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