プロデューサー

杉山 雅弘

プロモーションプロデュース&ディレクション
2009年新卒採用/関西支社勤務

やり切ったと思っても、
この会社にいると
次の面白い課題がやってくる。

これまでの経歴

2009年電通テック(現・電通プロモーションプラス)に入社。セールスプロモーション、制作ディレクターとして、ポスターやキャンペーンの賞品、販促ツールの制作に従事。その後、Webディレクターとして、サイト・アプリ・映像の制作を担当。2016年より、UXデザイナーやプロデューサー、プランナーとして、クライアント・電通とともに事業開発などにも取り組む。

現在の仕事内容は?

デジタルを軸に、プロデューサー、プランナー、ディレクターとマルチに活動。

私の所属している関西支社の事業部は、「CXの企画・提案力を軸とした新たなブランド体験価値を創造する」というミッションをもっています。
CXとは、商品やサービスの利用における顧客視点での体験を意味します。クライアントの商品やサービスが顧客に届くまでに、どのような施策を行えば顧客が興味をもち、商品を好きになってもらえるかを考え、施策の実施へとつなげていくことが主な仕事です。
具体的には、まず生活者にどのような体験を提供したいか考え、その体験を実現するために、数多くのテクノロジーを組み合わせ、企画を設計。その後、人々を動かす魅力的なクリエーティブを作るために、デザインやUIをディレクション。こうした流れで案件を進めています。
役割は、プロジェクトによって、プロデューサー、プランナー、ディレクターとさまざま。
私は、デジタル領域を得意としているため、テクノロジーを活用したアイデアが求められることも多いです。関西勤務ですが、関西のスタッフだけでなく、東京のスタッフとチームを組むこともよくあります。

印象に残っている仕事は?

LINE年賀状サービス「スマートねんが」のUI/UXを担当。

スマートねんが」は年賀状をDX化した、LINEだけで完結する新しい年賀状サービスです。電通と日本郵便で共同開発しました。
システム的な制約を考慮しながら、使いやすい導線設計やボタンのデザインなど、デバイスと人の接点であり、入口でもあるUIにはこだわりましたね。リリース後は「使いやすい」「こういうのを待っていた」という声もあって嬉しかったです。
当初、「スマートねんが」はターゲットに若年層を想定していたため、他のサービスにはないものを求めて、デザインが動くような新しく楽しい年賀状を多く作成。ところがユーザーの声を聴くと、意外とシンプルなものが求められているとわかり、改善しました。毎年、チームで議論を重ね、改善を図ることで、より使いやすいUIにアップデートしています。年賀状が届くと、温かな気持ちや懐かしさを感じたことがあると思いますが、そんな年賀状文化を未来へつなげる「スマートねんが」は、まさにデジタルCXだと思っています。

入社した理由は?

業務領域を限定せず、大規模案件に携わりたかった。

当社を選んだ理由は、デジタル・映像・イベント・グラフィックと業務領域が幅広いことと、電通グループ会社なので大規模案件に携われるだろうと思ったためです。入社後すぐ、自動車メーカーのプロジェクトや国際的なスポーツ大会に関わることができ、テレビCMや街中の広告、SNSなどでその影響の大きさを改めて実感しました。
入社から6年目までは大阪、7〜8年目は東京で、その後また大阪に戻ってきました。この経験が幅広い業務知見の習得やネットワーク構築につながり、いまでも拠点を横断した案件を担当する機会につながっています。

当社の魅力は?

この会社にいると、次々と面白い何かに出会える。

仕事が形になると結構やり切ったなと思うのですが、すぐにまた面白い課題がやってくる。その繰り返しで仕事を続けています。この会社のいいところは、面白い何かに出会えるところ。何が来るのか、何が起きるのか、予測できないところもまた楽しみだったりします。
また、広告のコミュニケーションは一人ひとりで考え方が異なり、絶対的な正解はありません。そのため、自分ならではの視点をいかに多様に提供できるか。また、社会に興味をもち続け、いかに人々を動かす方法を考え抜くことができるか。それが私にとって広告の醍醐味であり魅力的な部分です。

職場の環境は?

やりたいことに挑戦できるチャンスがある環境。

入社して間もない頃、これからはデジタルだと思い、仕事をするかたわら自分で専門学校に通って学んでいました。入社3年目で念願のデジタル部署へ。当時最先端であったモーションセンサーを活用したコンテンツやGPSを活用したアプリなど、最新技術を活かした企画を提案する日々。やりたいことに挑戦させてくれる環境がとても有難かったです。
また、会社の研修制度を活かして、上級ウェブ解析士の資格やGoogle アナリティクス個人認定資格(GAIQ)を取得しました。資格によっては、会社がテキストや講座、認定試験の費用を負担してくれるため、自ら学べる機会もたくさんあります。

仕事で大切にしていることは?

クライアントにも生活者にも、期待値以上の価値を提供したい。

常に意識をしていることは、人の期待値を超えることです。ビジネスでは、期待以上の仕事をすることによって相手の信頼・信用を勝ち取り次の仕事につながります。そのため、まずは、クライアントの期待値がどこにあるかを知ることが重要です。
例えば、提案においてもいろいろと検討した結果、ベストですということを提示する。クライアントが目指すものができない時にはなぜできないのかをしっかりと説明するなど、そういったことも重要で、コミュニケーションをとりながら、期待値の設定の打ち合わせはよく意識して実施しています。
ユーザーにおいても、購買体験以上の、その先にある期待値を生みだしていきたいです。
例えば、スポーツ関係の案件で、全く異なるスポーツ選手同士の対談動画を公開したところ、すぐに100万くらいの再生になりました。「見られてよかった」といったポジティブなコメントがたくさんあってやりがいを感じましたね。こういう大きなプロジェクトに関われるのは、やはり当社じゃないとできないなと思いました。
ユーザーが楽しくなるCXはやりがいがあるし、みんながハッピーになれると思います。

仕事と育児、両立のコツは?

会社の制度を活用し、柔軟に働く。

今はオフィスに出社するのは週2ぐらいで働き方が自由に選べるので、子どもの世話も以前よりできています。最近は朝6時に起こされてドッジボールやサッカーをやったりしていますね。仕事に関しては、予めチームメンバーにこの日は予定があるからと連絡をしておけば、特に困ることはありません。男性メンバーも育休を取得する人が多く、まわりのチームメンバーも家族優先でフォローし合うことが多いです。
会社の制度でよく利用しているのは「子育て支援金」と「午前有給」。「子育て支援金」は子どもが小学校就学前までの期間、保育園やベビーシッターの費用を一部支給してくれる制度です。「午前有給」は、子どもが風邪を引いて病院に行く時などに利用しています。

向いているのはどんな人?

人の気持ちを考えることを楽しみながら、さまざまなことに興味をもてる方。

プロモーション領域の作業は幅広く、デジタルに限らず、イベントやツール制作などリアルな接点を通じて、人々の思い出や記憶に残りやすく、大勢の人に喜んでもらえたり、役に立つことを実感できる仕事です。
そのため、さまざまな業務に興味をもち、自ら積極的に取り組みたいという人にとって、この仕事はとても楽しいと思います。

  • ※掲載内容は2024年6月時点のものです。

関連職種への応募はこちら

同じカテゴリーの人を見る

他のカテゴリーも見る