データマーケター

青木 光子

データマーケティング&プランニング
2018年キャリア採用
室長

データを武器に、
「効くマーケティング」で
ひとつ上の未来をつくる。

これまでの経歴

大手外食チェーンにて顧客動向分析に基づいた店舗売上予測や事業計画立案を担う傍ら、各種プロモーションの効果算出ロジック策定・施策プランニングなどマーケティングのPDCA改善業務に従事。2018年に電通テック(現・電通プロモーションプラス)入社後は、事業会社での知見を活かし、多くの業種でマーケティング施策のPDCA業務を担当。特にID-POSなどの購買データ、調査などに基づいた戦略策定やCRM施策プランニングを得意領域とする。

現在の仕事内容は?

課題解決・事業成長・価値創出をもたらす「効くデータマーケティング」を提供。

私のいる室では、データ分析によってクライアントの事業成長を支援する仕事をしています。キャンペーン等の施策に関する効果の可視化・改善示唆を行い、さらなる販促施策へとつなげる提案。または、クライアントの置かれた状況を分析から読み解き、課題解決につなげる提案を行っています。また、求められている内容を上回る価値をマーケティング視点によって提供し、社として新たな価値を創出することにも取り組んでいますね。
電通からの商流が中心ですが、その他にも国内の電通グループ会社との協業やクライアントからの直商流なども多いです。さまざまな部署と連携し、提案の際にデータマーケティングの視点を追加したり、提案内容のKPI設計や検証手法、実施報告など全体的なディレクションを行っています。

印象に残っている仕事は?

データを起点に、テレビ認知とリテール購買をつないだ施策を実施。

最近は、テレビCMとリテールメディアを組み合わせた集客リテール施策に取り組みました。データを起点にこれまで分断されていた認知施策(テレビ)と購買施策(リテール)を連結。テレビCMで特定流通での購入によるメリットを打ち出したことで、店頭でも商品の露出が増え、購買リフトが計測できたといった成果を出すことができましたが、実はこれが、画期的なことだったりします。
テレビCMが購買に与える効果は、実はきちんと検証するのが難しい部分でした。しかし、私たちの分析環境が整ってきたことで、これまで扱えなかったデータの一部を分析に使用できるようになり、こうした効果検証が可能になってきています。
テレビCMを見てすぐには買いに行かなくても、店頭で商品を目にした時にテレビCMを思い出して購入を決めることって結構ありますよね。こうしたテレビCMが購買に与える影響を数値化し予測効果を提示することで、メーカーの担当者さんはリテールのバイヤーさんに対し、数値で論理的に説得できるようになるわけです。

当社に入社したきっかけは?

業務の領域を広げ、成長したかった。

新卒で外食企業に入り、経営企画のマーケティング部門で、店舗運営支援を目的とした精度の高い客数計画、予算達成に向けたマーケティングPDCAの立案などを行っていました。
毎日、売上実績やプロモーションへの反応数などに触れることで、数字を読み解く感覚を身につけることができましたね。
しかし、前職では外食領域に関するデータしかなく、取得データにも限界がありました。より広い領域に関わりたい、成長したいと思い、当社への入社を決意しました。
当社で広告領域の知識を得たことやさまざまな業種の案件に携わることで、より解像度の高い示唆出しや具体的な施策提案につなげられるようになったと実感しています。また、前職の経験を活かしてクライアント側の視点をもったデータ分析や提案をできることが、私の強みです。

仕事のやりがいは?

データを活かした新しい提案で、より良い結果が出せたとき。

新しい取り組みや従来の手法の改善などによって、良い結果が出せるとやりがいを感じますね。単一の施策に閉じず、クライアントの事業にどう貢献するか?という視点を必ずもつこと。それが私のこだわりです。
データは共通言語となり、説得力を発揮します。この内容であればこのくらい貢献できるであろうという予測数値をロジカルに提示できるのです。さらに、ターゲットとなる一般消費者のニーズも踏まえ、より効果を高めるための最適な期間やインセンティブの設計、告知方法など、具体的かつキメ細かな提案ができるので、取り組みがいがあります。

当社の魅力は?

各領域のスペシャリストと課題解決に挑める。

各領域に精通したスペシャリストがたくさんいます。そうした人たちがチームとなることで、クライアントの課題解決にあらゆる角度から貢献することができ、さまざまな施策をうまく連携していくことが可能になります。
また、メーカーやリテールなど、さまざまな業界の仕事に触れる機会があり、面白いです。

職場の環境は?

気軽に相談しやすく、スキルも身につけられる環境。

各領域のスペシャリストに相談して知恵を借りながら仕事を進行するため、コミュニケーションをとる場面がとても多いです。知見の共有なども多く行われており、上司に限らずさまざまな部署の人に頼ることができます。そういった相談しやすい環境があるので、自分自身、些細なことでも遠慮せず相談していますね。
他にも研修制度や事例共有会などがあり、基礎的なスキルを身につける機会も多く、OJTも充実しています。

向いているのはどんな人?

時代や生活者のニーズを俯瞰で捉えて、ロジカルに考えられる方。

データマーケティングに限らず、柔軟な思考と広い視野が必要だと思います。直接依頼された業務の範囲内にとどまらず、クライアントの抱える課題や世の中の潮流、生活者視点などを踏まえて全体を考えていく。そうすることで、関わる仕事の価値をより高めていけると思います。
クライアントが何を求めているのかはもちろん、その先の生活者がどう思うのか、どう行動するのか、それはなぜなのか、をロジカルに考えることが重要ですね。
データマーケティングは、何かことを起こす時に必ず関わる基礎的なものになってきています。当社の強化領域でもあり、これから始めたり、成長するのに良い環境が整っています。身につけるとどんな領域でも確実に役に立つので、難しく考えずに気軽に触れてみてもらいたいですね。私が所属する室にも、未経験から始めて1~2年というメンバーがたくさんいます。

  • ※掲載内容は2024年6月時点のものです。

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