データコンサルタント
竹中 貴史
データマーケティング&プランニング
2009年新卒採用
部長
消費者心理を捉えた
データ×プランニングで、
人を、社会を、動かしていく。

これまでの経歴
2009年に電通テック(現・電通プロモーションプラス)に入社。グラフィック広告の進行管理に従事。その後、プロモーションプランナーとして日用品メーカー・自動車関連部品メーカーなどの施策立案および効果測定、改善業務を担当。2017年より2年半の電通データテクノロジーセンター出向を経て現職に至る。現在は購買データや調査データ、Webログデータといったさまざまなデータを組み合わせながらクライアントの課題解決に取り組む。
現在の仕事内容は?
戦略の起点となるデータを分析する参謀役。
私が所属している室の主な仕事は、データに基づいたプランニングで、クライアントのビジネス成長を支援することです。テクノロジーの進化やDX化が進み、データ分析の重要性が増しています。課題や要望に合わせてデータ分析を行い、クライアントへの提案や企画立案をサポートする、いわゆる参謀的な役割というイメージです。データ分析といっても、実施前のデータ抽出や結果分析など、多岐にわたります。電通グループ各社が一体となってクライアントと密にやりとりすることも多く、さまざまな領域の方々と協業しながら仕事を進めていますね。
私自身は、データコンサルタントとして、データからクライアント課題を発見したり、打ち手を導く役割を担っています。具体的には、データ分析のディレクションや、分析結果を基にした改善施策の立案、データ環境構築に向けての提案などです。
印象に残っている仕事は?
クチコミ数と売上の相関を調査・検証し、SNSキャンペーンを実施。
クライアントのECサイトで売上達成を支援する仕事を、電通グループ各社と進めています。直近の分析では、SNSでのクチコミ数と売上の相関を調査し、同じカテゴリにおいてクチコミの拡散が売上に寄与することを検証した上で、SNSキャンペーンを提案・実施しました。
データから見つかるマーケティング課題だけでなく、エンドユーザーのCX(顧客体験価値)や外的要因も意識する必要があり、日々悩ましく楽しい毎日です。
データ分析をしていて楽しいのは、わからなかったことがデータからわかった時。さらには、それをもとに仮説を立て、施策を行い、成果が出た時も嬉しいです。成果は全て、データでわかります。予想していた成果が出ない時や、想定とは異なる場合もデータ分析を行いますが、そう来たか!というような発見があり、それもまた興味深いです。
仕事で大切にしていることは?
世の中のあらゆること・ものに興味をもって洞察する。
人々の態度や行動の変容を促していく(=人を動かす)仕事なので、生活者の方がどのように感じ、どのように動くかということに強く興味をもつことが大事です。
例えば、私は地方出身なのですが、地方と東京の生活様式はかなり違います。些細なことですが、こうしたことを日頃から意識していないと、データを見ている時に重要な点を見過ごしてしまう場合があるのです。どのデータを掘っていくと課題解決につながる分析ができるのか?社会や暮らしのあらゆる面を知り、気づくことで、データ分析の精度が上がっていきます。世の中のことに広くアンテナを張っておくことは欠かせません。
ある商品についての分析を行う際、実際に自身がユーザーとしてその商品を使ってみたり、店頭で他のお客様がどのように購入しているのかを観察することもあります。このように購買データだけでなく、売り場での実感も大事にしています。
当社の魅力は?
長年の実績と豊富な知見で、多角的にアプローチができる。
社内には、販促領域で長年培った実績、事例がたくさんあるので、困った時や悩んだ時には、過去の実績を参考にしたり、前任者に知見を共有してもらえます。
例えば、Z世代に特化した視点が必要な時に、社内で若い世代の消費行動を研究している「若者消費ラボ」というチームにデータの読み解き方を相談したところ、自分では全く考えつかないような気づきを得ることができました。
他にも社内にはさまざまなリソースがあって、多角的なアプローチができること、知見の豊富な人材がいることが当社の強みとも言えます。
職場の環境は?
対面・オンライン問わず、会話で密に連携が取れる環境。
基本的に1人の担当者が複数の案件にアサインされることが多いのですが、各チームの関係者とは対面・オンライン関係なく、密に連携を取りながら仕事をしています。仕事の成果にこだわりをもっているプロフェッショナルが多い印象です。
また、コミュニケーションを大切にしているので、上司や同僚にも相談しやすい環境だと思います。何か困った時には全社に呼びかけて集合知に頼ることもできます。
向いているのはどんな人?
これまでの経験に、新たなキャリアを掛け合わせ、さらに成長したい方。
一般的に、キャリアは掛け算することで強化されると言われますが、私の場合はデジタルマーケティングとプランニングの双方を掛け合わせることで仕事の幅も広がりました。
当社は、プロモーションという幅広い領域において、多角的にクライアント企業の課題を解決するソリューションをもっています。そのため、さまざまなクライアントの仕事に携われる機会があるので、これまでの経歴や経験を活かせる機会もたくさんあるはずです。新しいことにチャレンジしたい方にはとても楽しい会社だと思います。
- ※掲載内容は2024年6月時点のものです。